江戸時代には、和歌山では本屋及び貸本屋をあわせて50軒以上あり、そのうち約30軒が出版に携わっていました。これらの数は、三都(京・大坂・江戸)と名古屋以外の地方では、全国的にも上位に位置づけられます。歌書・俳書・漢詩・地誌など多くの本が刷られ、人々は城下町和歌山の優れた文化を享受していました。本展覧会では和歌山で出版された本を紹介するとともに、こうした本を生み出した文化的背景を探ります。また、和歌山を題材にした錦絵などを展示し、江戸時代の人々に好まれた和歌山の風景や物語を紹介します。
- 令和7年(2025年)4月26日(土)~6月29日(日)
※前・後期で展示の入れ替えあり。
- 前期:4月26日(土)~5月30日(金)
- 後期:5月31日(土)~6月29日(日)
- 入館料:一般・大学生100円 高校生以下:無料
◎5月17日(土)・18日(日)は、国際博物館の日にちなみ入館無料。
- ※20人以上の団体は2割引。
- ※和歌山市が発行する老人優待利用券をお持ちの方は無料。
- ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介護人は無料。
- 展示解説 いずれも14時から
4月29日(火・祝)、5月25日(日)、6月7日(土)・21日(土)