赤坂御庭図画帖 「赤坂御庭図画帖」(あかさかおにわずがじょう)は、紀州徳川家の江戸中屋敷・赤坂邸の庭園「西園」(さいえん)の景を描いた作品で、園内の様子をビジュアルに知ることのできる貴重な作品です。「西園」は、現在の赤坂御用地(東京都港区赤坂二丁目)に位置
し、尾張徳川家の「戸山園」、水戸徳川家の「後楽園」とともに徳川御三家の名園と称されました。現在の赤坂御用地には、迎賓館、東宮御所、秋篠宮邸などが建ち、中央の赤坂御苑では春と秋の園遊会が開かれることでも有名です。本作品には、この園内の江戸時代の様子が全15図描かれており、全ページをオールカラーで紹介しています。
A4サイズ横版 32ページ(オールカラー)
平成26年12月発行
600円(送料215円)
写真にみる あのころの和歌山 ―建造物等(戦前)編― 明治維新以降、新しい文化の流入とともに、数多くの近代的建造物が和歌山に建設されました。市役所や県庁をはじめとする官庁、子どもたちへの教育施設、近代的経済を担う工場、医療関係施設などです。一方、それ以前からあった寺社の伝統的建造物なども存在していました。これらの建造物は明治から昭和にかけて和歌山の発展をささえ、人々の生活とともに歩んできた歴史的遺産といえるものです。本書では、戦前の建造物をとらえた貴重な写真をもとに、戦前の和歌山の様子をわかりやすく紹介しています。
内容:官公庁(和歌山市公会堂など)、学校(始成小学校など)、寺院、隧道・橋梁、軍隊、その他
A4サイズ 本文32ページ
(全モノクロ・掲載写真69点)
平成26年3月発行
500円(送料215円)

写真にみる あのころの和歌山 ―加太・東和歌山・紀三井寺(戦前)編― 和歌山市において、古写真が多数残存しているのは和歌山城や和歌浦といった観光地ですが、加太や紀三井寺においてもその数は少なくありません。加太は和歌山市駅から軽便鉄道が明治45年に通じ観光地として注目を浴び、紀三井寺は西国三十三所の二番札所として古来より人の往来が多かった地です。また、東和歌山駅は和歌山市駅と並ぶ和歌山の玄関口として発展し、昭和5年以降、多くの観光客が大阪方面から和歌山を訪れました。これら三地域は、和歌山中心部の西部、東部、南部における観光地あるいは観光拠点であり、これらの地域の様子を古写真でたどります。また、絵図やグラフ、年表なども掲載し、これらの地域の戦前の様子をわかりやすく解説しました。
内容:(1)加太 加太線 町の様子 加太春日神社 淡島神社 重砲兵第三連隊など、(2)東和歌山 東和歌山駅 東和歌山近辺 日前神宮・国懸神宮など、(3)紀三井寺
紀三井寺遠景 門前 楼門 境内 紀三井寺近辺、(コラム)加太の水族館・軍隊の見学ができる?・和歌山駅と東和歌山駅 など
A4サイズ 本文32ページ
(全モノクロ・掲載写真68点)
平成24年11月発行
500円(送料215円)